何!?
焼酎粕からアミノ酸を作るなんって?!
ありえんバイ!
従来焼酎粕の処理として、焼却、メタン醗酵、乾燥飼料肥料化、酵素分解堆肥、超臨界水分解及び海洋投棄のような方式が採用されている。
しかし、焼酎粕は液状であることや重量があること、更に特有の臭いがあることから処理が難しいものである。これまでは主に海洋投棄されていたが、【ロンドン条約*】に基づく環境保護の観点から、2001年より海洋投棄そのものが禁止された。酒類メーカーではこの焼酎粕の処理が緊急の課題となり、海洋投棄に代わる新しい処理対策が考案、実施されている。
そこで、弊社が独自技術で焼酎粕からアミノ酸含有液を連続製造することを成功させ、クリーンな処理方法でサイクルを実現できた。
*ロンドン条約:1972年11月ロンドンで「海洋汚染防止に関する国際会議」が開かれ、「廃棄物その他の投棄による海洋汚染の防止に関する条約」が採択された。この条約は「ロンドン条約」と通称され、1975年8月に15ヶ国の批准国到達により発効しており、その目的は、放射性廃棄物とその他の廃棄物を海洋へ故意に投棄することを制限することである。この条約では、(1)投棄禁止の廃棄物、(2)投棄のため、適当な国家機関の事前の特別許可を必要とする廃棄物、(3)投棄のため事前の一般許可だけを必要とする廃棄物と、投棄規制の違いによって3つに区分されている。1982年の第6回会議で、スペイン、北欧諸国等の希望により海洋調査の結果が出るまで海洋投棄は一時中止することが決定され、1982年以降は海洋投棄は実施していない。1993年の第16回会議では、放射性廃棄物の海洋投棄は全面的に禁止となった。なお、日本は1980年にロンドン条約を批准している。
焼酎粕
脱水
乾燥
分解
株式会社シャペロン
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